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私たちの取り組み

なぜ個別養育を?

子どもたちの多くは生まれてしばらくすると、保育園や幼稚園に行きます。そこで様々な大人から保育・教育を受け、また友だちを作り、楽しい時間を過ごして、集団生活から人間関係も学んでいきます。
私もそこに携わる大人の一人として、保育士をしており、当時、2歳児の担任をしながら子どもたち20人を見ていました。

保育園や幼稚園の現場をよく知らない方々にとっては「保育園や幼稚園に預ける」という一般的な選択こそが理想的な選択だと思います。
そして中には様々な事情でお子様を預けたくても預けられない方々もいますよね。それを否定したり批判する気は全くありません。
ただ私は、その何十年も理想とされ、一般的だとされる選択肢がただの選択肢の一つでしかないことを伝えたいです。

子どもは2歳から5歳の間がゴールデンエイジと呼ばれ、人格形成が成されていくと言われています。
つまりその子がどんな性格でどんなことを好み、どんな友だちと関わろうとするのかが現れてくるわけです。その、人として成長していく大事なフェーズに複雑な人間関係の要素が加わると、子どもは必ずストレスを受けます。
適度なストレスも人間には必要です。それに立ち向かう耐性も必要だと思いますが、そのバランスはいつの間にか崩れていき、子ども達はその場所・環境で生き抜くために個性を犠牲にしたり、性格を曲げたり、ずる賢くなり、なんとか強く生き抜こうとします。これは全てネガティブなことではありません。あくまでこれも人の成長の過程です。

しかし、もっと穏やかにじっくりとパーソナルでクローズな関わりができていたらどうなのか。自分が愛されていることを強く感じられ、自分の好きなことをじっくりと探し、じっくりと取り組める時間が与えられたら、より良いのではないだろうか。
素朴な疑問と思いが強くなっていきました。

集団保育・集団生活が全てではない

人生において、自分とは違う他者と一緒に過ごす時間は不可欠ですし、何より大切であることはよく理解しています。
それと同時に子どもの頃に多くの大人や自分と歳の近い仲間に囲まれて、縛られて、息苦しくなっていくことも理解しています。そしてそれがどれだけその子の個性を無くしてしまう機会になるのかも。
非常に難しい部分ですが、集団保育・集団生活にもまれることが子どもの成長における絶対的な「正解」ではないのだと思います。

養育・教育の現場は残念ながらびっくりするくらい余裕がありません。
私の2歳児クラスを思い返すと、次から次へとお子様の個性が波のように流れてきて、20人の個性を1~3人の保育士で見つめ、受け止めていく事は至難の業です。
また一人の子どもが泣いたり、排泄物が漏れたり、怪我をしたら、保育士はその一人の子どもの対応に追われます。
どう考えても20人もいる子ども達一人ひとりに十分に寄り添う時間も余裕もあったものではありません。これが現実です。
その現実の中で子どもには大人の限界や大人・他者の気持ち、待つこと、忍耐を覚えていってほしいなんて勝手な願いを掲げてしまったりしますが、幼い2歳には大人のその「少しくらい我慢しなさい」が大きなダメージになりかねません。

集団保育・集団生活はレベルの高い保育士、先生であれば全く問題ないシステムだと思います。むしろ社会というものを経験し、成長できる最高の場です。
しかし全員がレベルの高い方々ばかりではありません。

集団保育を、集団生活を設定し、監督し、教えを施す大人側の「心の余裕」を考えても、私は個別養育・個別教育はとても可能性がある取り組みだと信じています。

私たちの取り組み

ここまでは未就学児の話でしたが、私たちの事業は小学生のお子様も対象です。

年々、不登校のお子様の数が増加傾向にあります。背景にはもちろんコロナも関わっていると思いますが、集団生活に息苦しさを感じる子、個性を出すことを恐れる子も多くいるのだと思います。

私たちが東京でベビーシッターをしていた時、不登校の6歳のお子様を担当する時がありました。そのお子様は心を閉ざしてしまっている様子ではありませんでしたが、とにかく学校には行きたくない様子でした。学校に行くことだけが全てではないのに、学校に行くこと以外の選択肢もあるのに、自然と周りの大人が追い込んでしまっていることもあると思います。

私たちはそんなお子様のための新しい選択肢の一部になりたいと考えています。
そのお子様にとって生きていて楽しい、幸せだという実感やスモールステップで色んなことをしてみるきっかけ作りに携わりたいと考えています。

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